代表メッセージ

DoIT 代表 佐藤創から、受験生の皆様へ。

今、皆様が大学受験を迎えるに当たって、塾・予備校に求めるものは何でしょうか。
講師やテキストの質、あるいは立派な校舎を持っていることでしょうか。
少し抽象的ではありますが、私は次のようなことが塾・予備校の使命だと考えています。

目標から逆算して「やること」を一つひとつ明確に提示する。
「やること」が正しくできているかどうかを定期的に確認する。
「やること」ができていなければ、できるようになる「方法」を教える。
「答え」をただ与えるのではなく、本人がそれを導くための「方法」を伝える。
自分だけでは気づかないような弱点に目を向けさせる「問い」を立ててあげる。

今では優れた講師による映像授業が簡単に視聴できるようになり、良い教材が巷に溢れています。
そのような時代にあって、塾・予備校が果たすべき役割は変化の時を迎えています。
今はもう、授業やテキストの質の高さを競い合うような時代ではありません。
優れた授業や教材を提供するのはアタリマエのことです。
突き詰めたところで、大切なことは次の二点。

「いつ」「何を」「どれだけ」やるべきかを一つひとつ明示してあげること。
授業や課題の「後」に内容を正しく理解できているかどうかを確認してあげること。

このことを念頭に、自分の「やること」をイチから明確にした結果、DoITは誕生しました。

本コースでは、その考えを「現役」の受験生の指導に専門特化させることで完成しました。
「現役」か「浪人」か、対象となる受験生の種類が異なるだけで、大切にしている理念は一貫しています。

特に、私は「授業や課題の“後”に内容を正しく理解できているかどうかを確認してあげること」を大切にしています。
先にも述べた通り、優れた「授業」はいくらでも受けられる時代です。
しかし、そうした「授業」をただ一方的に聴かされるだけで学力は向上するでしょうか。
独力で問題を解けるようになるでしょうか。
残念ながら多くの場合、その答えは「No」です。
殊に「授業」は、優れたものであるほど、生徒を「分かったつもり」にしてしまう危険性も大きなものとなります。
ご存知の通り、やはり「分かったつもり」では入試問題は解けません。
そこで、DoITでは「速読即答」という画期的な指導方法で「授業」や課題の内容理解を確認することを行ってきました。
「速読即答」はDoITを巣立って早慶に進学した生徒からも絶大な支持を得ている指導方法で、比類ない合格実績の源となっているものです。
その指導方法を基軸に据えることはそのままに、時間がない「現役」の受験生の性質・要望を考慮して専門特化したのが本コースです。

こうした考えにご賛同の上、DoITを選択肢の一つに数えて頂ければ幸甚です。
どのような選択をされるにせよ、皆様が大学受験を通して一生の指針となるような何かを獲得されることを切に願っております。

DoIT 代表
佐藤 創