冬期集中コース

私文の頂点、早慶。
高2からなら、夢じゃない。

指導理念

“Won by One”
「一つひとつ」を意味する「one by one」と「勝ち取る」を表す「win」の過去分詞形である「won」を掛けて創ったコトバです。
「一つひとつ着実に学習を進める」ということで「早慶合格は勝ち取られる」ということを表現しています。

現役生にとって限られた時間の中で「全科目並行」して学習を進めることはとても困難です。
DoIT現役コースでは、高2から学習を開始することによって、受験までの期間をフルに活用。重要性の高い科目から1科目ずつ順次学習を始め、負担をできるだけ分散し効率よく学習できるようカリキュラムを組んでいます。

冬期講習は英語基礎のみに重点を置き、1月より歴史科目を追加します。
高3進級時に現代文を追加、6月に古文、9月に小論文…と順次学習を開始していきます。
当然、先に開講した科目は「それっきり放置」ではなく、基礎が固まり次第演習へと移行し、実践的な学習を継続しつつ、新規に学習を開始する科目にウェイトを割けるよう配慮しています(詳しくは下記カリキュラム参照)。

 

現役コース:5つの特徴

1.プロ予備校講師による映像授業:Pinpoint Lecture

一口に「プロ講師」と言っても色々ありますが、より正確には「無試験で入塾した生徒の半分を早慶に合格させる実力派講師」という意味です。
そうした講師の指導をオンラインで、全国どこにお住まいでも受けて頂くことができます
DoITでは、Inputは各自の理解度に合わせて学習を進められるよう授業を映像化。Pinpoint Lectureはその名の通り、要点を絞った短時間の映像授業。いつでもどこでも視聴することができます。また、映像授業を担当する講師が実際の対面指導でもある「速読即答」や「個別面談」を行うので、指導方針にズレが生じることはありません。

2.「一つひとつ」の発想で着実に:カリキュラム・課題

DoIT現役コースは「Won by One:一つひとつ着実に学習を進めることで早慶合格は勝ち取られる」という理念に基いて指導を行っています。
一般の塾・予備校で採用されている「全科目並行」のカリキュラムは、時間的制約が厳しい現役生には大変です。
そこでDoITでは、受験における重要性や学習の所要時間の観点から各科目に優先順位を付けて指導していきます。
より具体的には「英語→選択科目→現代文→古典→その他」の順序で「一つひとつ着実に学習を進める」ということになります。
また、毎週の課題は「学習管理スケジュール」により「いつまでに・何を・どれだけやるべきか」明確化され、迷うことはありません(詳細は下段「カリキュラム」参照)。
↑「英語学習管理スケジュール」の例。毎週の課題が明確化され、この内容を元に速読即答が実施される。

3. 少人数双方向指導:速読即答

DoITの指導の特徴でもある「速読即答」は、生徒に対しランダムな「質問」を投げかけることで授業・課題の内容理解を確認する1クラス6名を定員とする少人数双方向指導です。
「速読即答」の目的は大きく二つ。
①内容理解と②課題進捗の確認です。
生徒に質問を投げかけ、「即答」させたり詳細な説明を求めることで、授業や課題の内容の理解が十分にできているかを確認します。
また、課題として提示した教材の英文などを使って「速読」や「即答」を求めることで、そうした内容の進捗を確認・管理することができます。

英読解や現代文といった言語系科目は「ただテキストに記載されていることを暗記しただけ」ではどうにもなりません。知識を単純に暗記しただけでは、実際の入試問題を解くことはできないのです。そうした言語系科目については、知識の拡充と並行して、それを運用する訓練がなされる必要があります。そこでDoITでは、知識やルールのInputは上記のPinpoint Lecture(PL)に任せ、そこで得た知識を運用するOutputの訓練の場として「速読即答」を行っています。
英読解においては、その週に学んだ論点を含む初見の文を題材にして、生徒をランダムに指名して口頭で回答させていきます。構造分析や和訳を言わせたり、ある解釈をする理由を説明させたりします。

このような指導は、英文法の問題演習においても実施できます。PLで習得した知識を「どのように応用して解答を導くか」を、実際の入試問題を相手に徹底的に説明させます。ただ闇雲にテキストの例題と答えを暗記しただけでは、全く意味がないからです。実際の問題を目にした際に「選択肢のラインナップから仮定法の論点であると分かり、与えられた英文を見ると接続詞ifの省略に伴う倒置形が確認できるので、主節との時制の関係も加味してコレが正解」というような説明が流れるように出て来る状態を目指します。扱う問題の全てについて、市販教材のレベルを超えた解説を要求します。これを「カンニング」ができない状況下で試すので、イヤでも論理的に正解を導く力が養成されるのです。

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※速読即答サンプル動画:出演は元生徒(早慶合格者)。高3秋以降の早慶過去問演習を想定しているためレベルはやや高め。ただ解答を述べさせるだけではなく、その根拠を説明させたり本文の解釈を問うたり、様々な角度から質問を投げかけます。
※動画内において、ロゴが旧ブランド名Smartになっていますが、指導内容に変更はありません。

4. 週1回の進捗確認:個別面談・テスト

優れた「授業」であれば「映像」の形でタダ同然で視聴できるようになった時代 ― 塾・予備校に求められるもの、それは「結果管理」です。
DoITでは、やるべきことを予め明示し、それが正しい理解に基いて十全になされているかを「速読即答」や各種テスト・面談で経験豊かなプロ講師が確認します。反対に「講義」のような双方向性を必要としないコンテンツは映像化し「いつでも・どこでも・何度でも」といった需要に応えています。
毎週、個別に15分程度の時間を設け、学習の進捗状況の確認、英単語などの口頭試問、悩みの有無などの確認を行います。もちろん、学習が順調に進んでいて各種テストなどの成績も問題なければすぐに終了することもありますし、反対に別途対応が必要であれば改めて相談の場を設けて対応します。

5. いつでも気軽に質問・相談:Studyplus for School

DoITでは、学習プラットフォームとしてStudyplus for Schoolを使用し、各生徒が「映像授業をカリキュラム通り視聴しているか」や「どの教材をどれだけ学習しているか」を常にチェック。
学習中に疑問が生じた場合は、メッセージ機能を使ってすぐに担当講師に質問することができます。もちろん、分からない問題やテキストの該当箇所の写真を撮り、画像を添付して質問をすることも可能。英作文や小論文の添削もオンラインで気軽に行える体制を構築しています。加えて、対面での相談を希望する場合はZoomを使用し随時対応します。

また、講師に対して直接は質問し難いことを尋ねることもできる「早慶の先輩」であるチューターも、非常に心強い存在です。
「英単語の覚え方」や「現代文で問題に当たる際のコツ」といった教科に関わることだけでなく「気分転換に何をしていたか」や「短くても疲れが解消される睡眠法」といった生活面に関わるような部分まで、受験に係るあらゆる質問に答え、相談に乗ります。
↑Studyplus for School管理画面。メッセージ機能の他にも各種学習状況の確認や教材の配布、動画の視聴など総合学習プラットフォームとして活用。

現役合格者の声

高2生(当時は通塾)としてDoITに入塾し、早慶全勝を果たした高島君のインタビュー。
合格体験記はコチラをご覧ください。

 

カリキュラム

学習サイクル

指導の流れ

1 映像授業(Pinpoint Lecture : PL)視聴 Studyplusアプリで視聴します。
2 指示された問題集・参考書で演習 やるべきことはすべて、「学習管理スケジュール」で指示されます。
3 小テスト(Check Test : CT) 全員が一斉に受験します。Zoom監視下で実施します。
4 速読即答(Zoomによる双方向指導) 6名を上限とする少人数制クラスで実施します。
5 個別面談
学習状況の確認や、暗記課題の口頭試問などを行います。
通年カリキュラム

DoITのカリキュラムを消化するためには、高2時:週25h、高3週30h~の学習時間(授業+課題)の確保が必要となります。平日に学習時間の確保が難しい場合は、土日を上手に使えるかどうかが現役合格へのカギとなります。

時間割例(クラスにより異なります)

※基本的に19:00以降の時間帯で授業等を実施します。

各科目の方針

英語(高2)

Ⅰ~Ⅱ期(12月~2月)

「品詞」や「文型」といった基礎から学習を始めます。そうした基礎知識を土台に、一文一文の内容を正確に把握するための「精読」を徹底して指導します。同時に、以降の学習に不可欠な約2000の英単語をおよそ1ヶ月の内に習得させます。
その週の学習事項が定着しているかどうかを、紙ベースの小テスト(チェックテスト:CT)と、少人数双方向指導の「速読即答」で徹底的に確認します。ペーパーテストであるCTでなら「何となく点が取れてしまう」という生徒でも、速読即答において口頭での詳細な説明を求めると「自分都合の理屈」を並べることしかできないこともしばしば。速読即答のやり取りを通して「知識の漏れ」や「理解がいい加減な部分」がどんどんと明らかにされていきます。
※授業サンプルはこちらをご覧ください。

Ⅲ期(2月~3月)

Ⅰ期で習得した「精読」の技術を通じて、英語で書かれたものを正確に解釈できるようになったところで、今度は「多読」に当たります。速読英単語上級編やリンガメタリカといった文章付きの単語帳を教材として用い、早慶レベルへさらなる語彙力の強化を図ると同時に、速読即答を通じて、精読の確認や入試頻出の背景知識の習得に努めます。また、文法についは、語法などの細かい論点をカバーします。

英語(高3)

Ⅰ~Ⅲ期(4月~8月)

読解においては、2年生時に徹底的に訓練した「正しい読み方」をベースに、「長文問題」に当たります。設問に答える上で必要な知識や効率的な解法について伝えていきます。そうしたことを通して、後の過去問演習を行うための下地を作ります。
文法においては、高2で学習した内容の演習を実施します。Ⅰ~Ⅱ期は単元別に、Ⅲ期は各論点を分け隔てなく扱います。「時制」なら「時制」と範囲が事前に設定されないので、基本的には全単元の知識が必要になります。それを前提に、問題を見て「どの論点が扱われているか」を見抜いて適切な解法を当てはめる訓練を行う時期に突入するわけです。

Ⅳ~直前期(9月~11月)

Ⅳ期においては正誤・整序などより実践的な形式別対策を実施し、その後は過去問演習・指導となります。各大学・学部ごとの特徴を踏まえた指導を実施。加えて共通テスト・発音アクセント対策や英作文添削といった、ピンポイントで入試に役立つ講座を提供していきます。

 

世界史・日本史(高2~3)

現役生と浪人生で一番差がつきやすい選択科目。
暗記がメインとなるため、どれだけ学習に時間をかけられるかが大きなポイントとなります。

時間的にに余裕のある2年生時から学習を始め、8月までに全範囲を終了させます。9月以降は過去問演習にシフトし、総復習をしながらアウトプット力を高めます。

私大入試の科目の中で、一番ボリュームの大きい歴史科目をどのタイミングでどのように学習するかが現役合格の可能性を大きく左右します。

【カリキュラム(一部)】

日本史 世界史
Week 1 旧石器時代~ヤマト政権 先史時代~古代オリエント
Week 2 大化の改新~奈良時代の政治 古代ギリシア~共和制ローマ
Week 3 古墳~奈良時代の文化 ローマ帝国・古代イラン・インド
Week 4 古代後半の外交・摂関政治 黄河文明~後漢
Week 5 土地制度・院政・武士の台頭 魏晋南北朝~唐・古代モンゴル
Week 6 平安時代の文化 朝鮮半島史・中国史・モンゴル帝国
Week 7 鎌倉幕府 中世ヨーロッパ
Week 8 室町幕府 封建社会・中世都市・十字軍
Week 9 戦国時代・中世の外交 中世イスラーム
Week 10 中世の文化 大航海時代・宗教改革

 

現代文(高3)

Ⅰ~Ⅲ期(4月~8月)

基本的な読解方法、入試頻出の背景知識の習得を行います。
予めテキストの例題を解いたうえで映像授業(ピンポイントレクチャー:PL)を視聴。PL内で触れた重要事項をさらに、少人数双方向指導「速読即答」で確認。徹底的に「考えるチカラ」を鍛えます。

Ⅳ~直前期(9月~1月)

演習形式の指導により、早稲田に特化した対策を実施します。
早稲田の各学部の問題を週に2題扱い、徹底的に解答するチカラを養います。

 

古文・漢文(高3)

Ⅱ~Ⅲ期(6月~10月)

Ⅲ期までに基本的な文法論点と読解法を集中的に学習します。
特に読解上も重要な役割を担う、用言、助動詞、敬語などを初期のうちに学習し、9月以降の演習に備えます。

Ⅳ~直前期(9月~1月)

Ⅳ期より、実際の入試問題を用いた演習形式の応用読解に入ります。
またⅤ期より漢文の講座が追加されます。受験生によっては「そんな時期からで間に合うのか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃいますが、漢文は古文のチカラがベースとなりますので、古文のカリキュラムをある程度完了させたうえで短期集中的に知識を詰め込む方が効率的であると言えるためです。漢文は5週間で全ての論点を網羅します。

 

小論文(高3)

Ⅳ~直前期(9月~1月)

9月より約20回にわたり、慶應大学に特化した指導を行います。6名までの少人数制クラスで、現代文の速読即答と同様の形式で実施します。
受講者はまず期日までに課題を提出。提出方法はStudyplusのメッセージ機能を使用し、テキストデータと原稿用紙への手書き解答の写真の2種を提出してもらいます。これは実際の入試が手書きで行われる以上、原稿用紙への記入にも慣れておく必要があるためです。
提出された答案は、名前を伏せた上で受講者全員に共有されると同時に模範解答が送付され、授業時までに、自分の答案と模範解答のズレの確認、また、全員分の答案に目を通し、良い点や問題点などを指摘できるように準備します。
授業が始まると、講師をファシリテーターとして生徒の答案を全員で指摘し合います。
授業終了後、担当講師が全員分の添削結果を返却します。
受講生は、授業時のディスカッションや添削を通じて、自分の答案に足りない部分を認識し、他の受講生の解答から良い部分を「盗む」ことによって、より良い解答が作成できるようになります。

↑実際の添削結果

募集要項

募集対象

高校2年生

入塾条件

早慶文系学部を第一志望とし、19:00以降の指導に参加でき、授業や課題に取り組む時間(週20時間程度:土日含む)を確保できること。
部活やサークル活動が受験勉強の支障にならないこと。

指導料・お手続きについて